ドローンって専門用語がいっぱいでわかりにくい….。
そうですよね〜。
最初は馴染みがないのでチンプンカンプンですよね!私も同じでした^^
ひとつひとつ見てみるとすぐ理解できますし実際にドローンを飛ばすようになるとすぐわかるようになるので心配ありません。
国土交通省へ飛行申請する時には必ず使う用語なので知っておいたほうがいいですね。
もし忘れたらこの記事を見に来てください。
知らなきゃドローン音痴?ドローンの部品に関する知識を知ろう!
そもそもドローンってどういう意味でしょうか。
実は英語で蜂のこと。ドローンが持つ複数のプロペラが高速回転する蜂の羽の音に似ていることから付けられています。
ドローン用語の基礎の基礎。まずはドローンのパーツ用語から
わかりやすいように目的別に分けてご説明していきます。
プロポ
ドローンを操作する時に使用するコントローラーです。スティックを操作して上下左右に移動させます。
・スマートフォンやタブレットを装着してドローンの映像をリアルタイムに映し出せる。
- プロポと画面が一体化している。
- 画面が映らないコントローラーだけ。
があります。
モード
プロポについている操作方法を言います。通常はモード1かモード2を使用します。
「プロポ」には2つのスティックがあり
- 右
- 左
- 右回転
- 左回転
- 前進
- 後退
- 上昇
- 下降
の指示を行います。
直感的に操作ができるよう、2つのモードから使いやすい方を選択することができます。一般的にはラジコンにも用いられている「モード2」の利用が多いようです。
左利き用のモード(モード3、モード4)が備わっているプロポもあります。
マルチコプター(回転翼航空機)
コプター(回転翼機)ものの総称。トライコプターは3つ、クアッドコプターは4つ、ヘキサコプターは6つ、オクトコプターは8つのローターを持っています。
プロペラガード
ドローンのプロペラが外部に直接接触することを防ぐガードを言います。屋内での飛行が多いホビードローンには危険防止のため、付属されていることが多いです。
カメラとアプリ
ドローンに装着するカメラと飛ばす際に使用するアプリです。
許可申請する場合、改造や自作などによりメーカーが指定するカメラやアプリ以外を使用すると申請に時間がかかる、また申請が通らない場合があるので注意が必要です。
Ah(アンペアアワー)
バッテリーの容量を表す単位です。数値が多ければ長く飛行させることができますがドローンによって電力の消費量が異なるので使用するドローンによっても違いがあります。
電流(A)×時間(h)のことを言います。
バインド
プロポとドローン本体をマッチングさせることを言います。
バインドはプロポとドローンが同じプロトコル(通信方式)で接続することが前提ですので認識されないときには再度ご確認ください。
- ドローンのプロトコル:Frsky D16
- プロポのプロトコロル:Frsky D16
といった具合です。
リポバッテリー
正式名称は「リチウムポリマーバッテリー」。軽量ながら大きな出力があり、スマートフォンに使われているものとは違ってゲル状でドローンの重量にも影響しにくい特徴があります。デリケートなので充電方法、取り扱い方法が間違うと発火の恐れがあるので注意が必要です。
ドローン用語その2!飛ばし方の種類を知っておこう!
ドローンは何と言っても飛行が一番の楽しみです。ここでは飛ばし方についてお話していきます。
オートパイロット
アプリを使用してドローンを飛ばす経路をあらかじめ決めておき、自動で飛ばすことを言います。ドローンでの点検、測量などで使用する場合が多いです。
ホバリング
風で流されやすい環境でもドローンがバランスを取って空中で停止して飛び続ける機能です。固定して映像を撮りたい場合に便利な機能です。
最近では多くの機種に装備されていますが軽量化のためにホバリング機能がない機種もあります。
フェールセーフ機能
ドローン操作中にプロポから出す電波が切れて操作ができなくなった時、自動的に手元に戻ってきたりその場でホバリングし続ける機能があります。
この機能がない場合は飛行許可申請が通りにくいと言われています。
FPV
ファーストパーソンビューの頭文字を取ったもので「一人称視点」とも言います。
ドローンではゴーグルをつけてドローンに装着されたカメラをゴーグルに映し出すことで自分が飛んでいるような錯覚が味わえます。
操縦権切替装置
通常1台のプロポで1台のドローンを操縦するが、操縦権切替装置を使用することで2台のプロポで1台のドローンが操縦できるようになる。
ノーコン
プロポとドローンの通信が切れてドローンが操縦できない状態になること。
エレベーター
ドローンを前後に移動させる「平面座標」を制御するための動きです。
トリム
機体が認識している水平や稼働感覚のズレなどを、微調整する機能
チルト
搭載されたカメラを操縦機(プロポ)で上下させる機能です。
- チルトダウン:カメラの角度を下げる。
- チルトアップ:カメラの角度を上げる。
ヘッドロックモード
ドローンの正面になる機首がどちらを向いていても操縦は普段通りに行えます。初心者にはとても優しい機能です。
ラダー
ドローンの対角線上にあるふたつの回転数を上げることで右旋回、左旋回を行います。
エルロン
エレベーターが上下、エルロンは左右の動きです。左モーターの回転数を上げることで機体が傾き右へ動きます。左へ動かす場合は右モーターの回転数を上げて移動させます。
ロスト
ドローンを見失ってしまうことを言います。
混信
同じ周波の電波が混ざり合ってドローンとの通信が正常にできなくなってしまうことを言います。高圧送電線からの放電や鉄道からの電波による乱れが発生し混信する場合があるので注意が必要です。
ドリーズーム
飛行方向とは逆方向にズームし、背景が迫ってくるような撮影方法です。
非GPS
GPS(人工衛星)を利用しない環境。
近代では、スマホやカーナビに必須の技術のGPSはドローンにも使用されていますが、ドローンの操縦には、GPSを利用しない(できない)環境でも飛行できる技術が求めれられます。
水平移動
ドローンが一定の高度を保ちながら、縦横斜め意図した方向に移動させる飛行。非GPS環境下では、ドローンの高度など不安定なので、水平に移動させるには、高度な技術が必要です。
目視外飛行
目の見えない範囲でのドローン飛行を言います。ドローンの飛行を行う際は、常に飛行しているドローンに注意を注ぐ必要があります。
※目視外飛行は、航空法の規制対象です。
夜間飛行
日没から日の出前までの飛行。
夜間に飛行を行うと、ドローンがどこを向いているか?ドローンがどこにいるか?など分からなくなり、危険です。
※夜間飛行は、航空法の規制対象です。
自動飛行
ドローンの操縦を手動で行わずに、設定したとおりにドローンが飛行すること。
GPSを利用し地点登録した場所に飛ばしたり、自分の周りを一周させるような設定をすると手動で同じように動かすより、正確に自動で飛行させることができます。
高高度飛行
高さを数十メートルまで上げて行う飛行を言います。
3Dフリップ(宙返り)
特定の指示を出すと自動的に宙返りしてくれる楽しい機能です。
子供に大ウケです。
軌跡飛行
Wif接続が可能な機種で対応できます。
スマホにインストールされたアプリに画面上でドローンの道筋を描くとその線の通りに飛行してくれます。絵を描くようにドローン飛行が楽しめます。指定軌道飛行とも言われています。
体感モード
ドローンに合わせた専用アプリを使ってスマホを傾けるとそれに合わせてドローンも傾く連動機能です。重力センサーを使って直感的にドローン飛行が楽しめます。
ワンキー着陸/離陸
リモコンのキー操作ひとつで現在の場所で離着陸させることができます。
遠方飛行
ドローンを数十メートル、数百メートル先まで飛ばす飛行方法。ドローンは遠方まで行くと、目で見えなくなったり、どこを向いているか分からなくなります。必ず目で見て、向いている方角が分かる範囲で飛行させましょう。
ドローンの飛行テクニックは覚えるほどに楽しくて自信につながります。
ホバリング
ホバリングは空中で同じ場所に止まっている状態のことです。
簡単そうですががドローン操作の基本なので屋内でしっかり練習をしておく必要があります。
高価なドローンには勝手にホバリングしてくれる機能がありますが、万一機能せず制御できなくなった時には手動で飛行を続ける必要があるので必ず身につけておかなければならない飛行技術です。
安くて不安定なマイクロドローンを使って自宅でしっかり練習しましょう。
自宅で飛行練習をするコツもご紹介しています。
現役インストラクターが語るドローン飛行練習!自宅で完全習得するコツ!
屋外で自由に飛ばせるようになるためには自信がつくまで練習を積み重ねましょう。
もし資格を取ることをお考えなら資格のメリットとデメリットを知っておきましょう。
ドローン用語その3!小さな機体にスゴイ機能が詰まってるって知ってた?
200g未満の小さな機体にも飛行するための様々な機能やセンサーが装備されています。
いくつものセンサーを使ってドローンの脳といわれる「フライトコントローラー」が制御することでドローンの高さ、距離、速度、ホバリング、ぶれなどあらゆる機能を制御しています。
ジェスチャーコントロール
記憶させているポーズをした時に自動的に撮影する機能。
ピースや手を上げるなど特定のポーズをすると反応してくれるのでシャッターチャンスを逃さないので便利です。
機種によっては「動画のみ」「写真」の両方に対応しているものもあります。
ヘッドレスモード
ドローンがくるくる回転しても常に操作する方から見た視点が正面になるように搭載されている機能です。怪我や落下も少ないので初心者には備えておきたい機能です。
自分に向かって飛んできたら怪我につながりますね。
ヘッドレストモードは初心者には大切ですのでほとんどの機種についていますが購入時には確認してください。
フライトコントローラー
ドローン内部の各種センサーから演算を行って演算を行って機体の制御を行う演算を行って機体の制御を行う基盤でドローンの脳とも言える重要なバーツです。
ジャイロセンサー(角速度)
風などで機体が傾くとき、角度を検出してフライトコントローラーに伝えることで片側のモーターの回転数を上げることで機体の水平を保つことができるセンサーです。
小型ビデオ、カメラの手ぶれ検出やゲームのコントローラー、カーナビ、自動車の横滑り防止、ゴルフのスイング検知などにもジャイロセンサー機能が用いられています。
加速度センサー
速度の変化量を測定して「速度」を計測します。GPSと組み合わせてホバリング中もその場にとまることができます。
ドローンは様々なセンサーによって速度や高度を把握したり戻って来る場所を把握したりできる機種があります。小さい機体なのにすごいです。
磁気センサー(コンパス)
周囲の磁気による影響の大きさを分析して補正します。機体の正しい方位を認識することができます。GPSと組み合わせると精度の高い位置情報が認識できます。
気圧センサー(高度計)
気圧を測定するセンサーが働き、高度が高くなると低くなる気圧の性質を利用してドローンの高度を計測します。
超音波センサー
超音波の跳ね返りを利用して高度を制御させるためのセンサーです。地上付近の気圧は変化が測定できないため、超音波センサーを使って高度の維持を行います。
リターントゥーホーム
リターントゥーホーム(RTH)とは、プロポにあるボタンひとつで離着陸ポイントまで自動で帰ってくる機能のことです。
ドローンが飛行の途中、プロポのボタンでリターントゥーホーム(RTH)させる以外にも、飛行状況に応じて自動で帰ってくる機能のことになります。
紛失しないためにもこの機能は欲しいですね。ボタンひとつで元の位置に自分で戻ってきます。
ローバッテリーRTH
バッテリーの残量が僅かになると自動的に作動します。その場でホバリングしたりそのまま下降して自動で着陸する機能です。
加速度センサー
ドローンが一定時間にどれだけ移動したかを計測する機能です。前後、左右、上下に働く重力加速度を感知し傾きを抑えて安定した飛行をさせるために使われます。
ジンバル
ジンバルはカメラの傾きやブレを防止する機能で水平をたもっていられるのできれいな動画撮影を求めるなら必須です。
安価な機種には搭載されていないことが多いので、マイクロドローンで飛行技術を身につけた後、ドローン購入する際にチェックするようにしておきましょう。
GPS
飛行機や船を安全に運行させるためにアメリカが開発した衛生測位システムで正式にはグローバルポジショニングシステムと言います。人工衛星からの電波でドローンの現在地を測り位置情報を特定することができます。
GNSS
GPSのような衛生測位システムで日本の衛生システム「みちびき」、ロシアのGLONASS(グロナス)ヨーロッパのGALILEO(ガリレオ) など世界各国の総称をGNSS(グローバルナビゲーションサテライトシステム)といいます。
GPSとGNSSの受診を併用することでより精度の高い位置情報を得ることができます。
ドローンが墜落しないように飛行するために重要なのがGPS、GNSSです。
小さな機体に詰まった機能が安全を確保してくれているってすごいですね。
ジオフェンス機能
設定した高度や距離を超えてドローンが飛ばないようにする機能です。範囲を決めて飛ばす時に活用できます。
オプティカルフローセンサー
通常はGPSを使って位置を把握するが屋内ではGPSの電波を認識することができないため地面を認識してドローンの位置を把握させるセンサーです。
障害物センサー
ドローンが障害物を感知し、自動で停止し、ホバリングを行う機能。
ドローンの性能によりますが、数メートル先の障害物まで検地し、衝突しそうになった場合、自動で急ブレーキをかけます。高度を上げれば上げるほど目で見るドローンは小さくなり、風が強くなるので風の影響を大きく受けます。
ドローン免許を従業員に取らせたい!政府は助成金で支援してくれるか?
ドローン用語その4!飛行申請に役立つ項目を知っておこう!
飛行マニュアル
国土交通省へ飛行許可を申請する際に提出するマニュアルです。ドローンの点検方法や飛行のルールなどが記載されている大切なものです。
国土交通省では「航空局標準マニュアル」が用意されており、そのまま飛行申請に使用することができます。
DIPS(ディップス)
ドローンの飛行許可申請をする時に使うオンライン上のシステムです。
必要事項を画面に入力して申請します。
苦手な方はDIPSの他にWord形式の書式で郵送または持参で申請することもできます。
ドローンが空中で他の機器(飛行機、ヘリコプター、ドローン)とぶつからないように事前にFISSへ飛行計画を事前に登録しなければなりません。
ドローン情報基盤システム(FISS)「https://www.fiss.mlit.go.jp/top」
国土交通省に申請する許可申請とは異なるので注意してください。
国土交通省への許可申請(DIPS)
↓
許可取得
↓
ドローン情報基盤システム(FISS)へ飛行計画の登録
↓
飛行
許可申請が不要な場所で飛ばす場合はドローン情報基盤システム(FISS)へ登録しなくてもOKです。
ドローン情報基盤システム(FISS)だけでは許可承認が必要な場合は飛行ができないので十分注意してください。
国土交通省からの許可だけでは飛ばせません。FISSへの申請も忘れずに行いましょう。2022年の航空法改正後には変化があるようですので要チェックです。
2022年6月からドローンの重量基準が改正されます。
100g以上のドローンには「機体申請」「リモートID」が義務になるので注意してください。
機体登録
2021年12月20日より機体の登録が始まり、2022年6月20日より正式に義務化されます。
無人航空機の分類される100g以上の機体は全て登録するよう義務付けられています。
ドローン、ラジコン機が急増している中、事故や無許可で飛行させる事案が頻発しているため「誰のドローンが飛んでいるのkか」を明確にするためです。
登録されていないドローンを飛ばすことはできなくなります。
登録せずに飛ばした場合は、航空法により1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
100グラム以上のドローンをお持ちの方は忘れずに登録してください。
国土交通省無地航空機ポータルサイト[https://www.mlit.go.jp/koku/drone]
リモートID
飛行中のドローンから登録記号などの識別情報や位置情報などを発信し、警察や航空局、重要施設関係者などの関係者が情報を受信できるシステムです。
現状お使いの100g以上のドローンには国土交通省発行の登録記号を記したラベル等を貼り、「リモートID」機能を搭載する必要があります。
2022年6月以降に出荷されるドローンにはリモートIDの搭載が義務化になります。
車のナンバープレートのようなものですね。
機体登録された情報とリモートID情報を重ね合わせることで「いつ」「誰が」「どこで」「どの機種で」「どのように飛行させている」かを判断でき、事故などのトラブルを回避することができます。
マイクロドローンに分類される100g未満のドローンには申請の必要はありません。
4つの例外が認められているのでご紹介します。
リモートIDは2022年6月20日より義務化になりますが、前日の6月19日までに事前に機体登録を済ませた機体にはリモートIDの搭載は不要です。以降は登録した機体が使えなくなるまで有効となっています。
ものすごくいい情報です!100g以上のドローンをお持ちの方は是非6月19日までに機体登録を済ませるのがおすすめです。
第三者
ドローンの飛行させる本人及び撮影に関わっている人以外の一般の人を第三者と言います。
飛行許可が下りた場合でも第三者の上を飛ばすことは原則禁止されています。
今後航空法の改定により第三者の上空も飛ばせるようになる予定です。
補助者
飛行許可が下りても一人で飛ばすことはできません。操縦者以外に必要な人を補助者と言います。補助者の役目は飛行中にドローンの下に入らないようにしたり、風や天候に配慮して操縦者に伝える役目があります。
国土交通省の飛行許可は補助者をつける前提で許可が認められます。
ペイロード
ペイロードとは、ドローンが運ぶ荷物の最大積載量をいい、荷物を積むことができる重量は決められています。もちろん機体の大きさによってペイロードは違ってきます。
カメラなどの部品の重さも含めてペイロードの範囲内に収める必要があります。
個別申請
飛行させる度に飛行許可申請を行う方法です。個人で飛行させる場合の申請方法になります。
国土交通省に申請するもので「無料」となっています。(2022年1月現在)
包括申請
日本全国で1年間飛ばせる申請方法です。いつでも飛ばせるので飛ばしたい場所を選べば土地の所有者に許可を取るだけで済みます。
国土交通省に申請するもので「無料」となっています。(2022年1月現在)
人には聞けない、でも知りたい!
今からでも知りたい!今日から周囲に自慢できるドローン飛行の仕組み!
備えておきたいその他の知識
技適マーク(技術基準適合証明)
無線機器に付いていなければならないもので、ドローンの場合も技適マークがついていないものを使用すると違法になってしまうことがあります。電波を発する機器には総務省管轄の電波法に定められた技術基準に適合したことを表すものとして認証された製品への表示が義務付けられています。
UAS
【Unmanned Aircraft Systems】
操縦士を乗せずに飛行する航空機、およびその航空機の制御システムの総称です。
UAV
【 Unmanned Aerial Vehicle 】
無人飛行機、人が搭乗しない航空機のことです。同じ意味でUASやドローンが使われています。
RTF
買ってすぐ飛ばせるセット(Ready to Fry)の略としてして使われています。
2.4Ghz
ドローンの無線は一般的に2.4Ghzを使用しています。インターネットの無線LANのような技術基準を採用しているため免許不要で飛ばすことができます。
スマホとドローンをWifi接続できる機種の場合、FPVのように飛行しているドローンが映し出す映像がリアルタイムに楽しめます。
ドローンレースは5.8GHzが用いられており、伝送速度は早いが飛ばすためにアマチュア無線の資格が必要になります。
2022年には5.8GHzの電波もアマチュア無線資格無しでも飛ばせる予定です。(2021年12月現在)
2.4GHzはスマホの電波と同じなんです。
ドローンとスマホをWifi接続して映像を見ながら飛ばせます。
全てのドローンが対応しているわけではありません。
購入する際にFPV飛行ができる機種かどうかを確認してください。
Wifi 5.8GHz
Wifiの周波数。リモコンとドローンとのやりとりに利用する電波で電波干渉が少ないのが特徴で、主にドローンレースやFPV飛行に利用されています。
5.8Ghzはアマチュア無線技士4級以上の資格が必要です。
MP4
Windows、MacのOSを問わず、最も広く使用されている動画ファイル形式です。圧縮率が高く高解像度で最近の主流になっています。
4K
映像の解像度を表す数字です。
大きくなるほど映像は綺麗になりますがデータは重くなるため編集に時間がかかることがあります。
ドローン購入時に解像度が記載されているので確認してから購入するようにしてください。
解像度が低すぎると画像が粗くなりますし逆に高すぎれば保存の容量が大きくなったり動画の編集作業に時間がかかってしまいます。
再生するモニタのサイズに合わせて購入するといいですね。
コンパスキャリブレーション
センサーや計器が正しく計測させるために行う作業です。電波障害の多い場所に長時間ドローンを置いた場合にはメンテナンスが必要です。
周波数帯
電波を利用するときに、用途によって割り当てられる帯域のことになります。ドローンはWiFiと同じ2.4GHZの周波数を使用しています。
電波障害
電波同士が干渉して操作に不具合が起こる可能性があります。
- 電線の側
- 高層ビルなどの間
ドローンの機種ごとに電波の届く限界があるので事前に理解しておきましょう。
不具合は事故につながるので気をつけましょう。
まとめ:【2022完全版】知っておきたいドローン基本用語辞典!
ドローンに関わるなら知っておかなければならない多くの用語があります。
馴染みがないので吸収しにくいと思われがちですが、逆に興味を持つとどんどん理解度が深まり楽しくて仕方がなくなります。
- ドローンに興味はあるけどまだ知識が少ないから用語から知りたい。
- これから資格を取ろうと思っているけどあと一歩前に踏み出せない。
- 資格を取って飛行申請するためにも知っておきたい。
なんだったっけ? と忘れてしまったらまたいらしてください。
ドローン用語2022年完全版は忘れっぽい方のためにいつもご覧いただけます。