ドローンを始めたいと思った時に「初心者だから何から始めたらいいかわからない」そんな方も多いことでしょう。
- ドローンは資格がないと飛ばせない?
- もし違反をするとどうなるの?
ドローン飛行で違反をせずに正しく安心して飛行させるために、現役ドローンインストラクターがドローンの基本から違反を防ぐ方法まで、ドローンを始めたい初心者の方に、わかりやすく解説していきます。
1.ドローンを飛行させるのに資格は必要?
初心者でも経験者でも、ドローンは資格がなくても飛ばすことはできます。
しかし、ドローン飛行を行うために知っておかなければならない「航空法」に違反すると、厳しい罰則を受けることになります。
資格は不要なドローンですが、正しい知識を持って安全に飛行させるために、資格は持っていた方がいいと言えます。
資格がなくても飛ばせるなら、独学でやってもできそうな気がするけど…。
そうした声もありますね。では独学について考えてみましょう。
2.初心者が独学でドローンを始めるメリットとデメリットとは?
初心者がドローンを独学で始めるのには、メリットとデメリットがあります。
ここではその2つの違いについてお話します。
初心者がドローンを独学で始めるメリット
ドローンを、独学で始めるメリットは費用面です。
資格を取るための費用がかからない
民間資格なら15万円、国家資格ならさらに2倍近くの費用がかかります。
資格はいらない、単に楽しく飛行させるだけでいいという方は独学の選択もあります。
しかし、経験不足で国土交通省の飛行許可が降りない場合は「目視内飛行」「人・物件から30m以上離して飛行」「DID(人工集中)地区での飛行はできない」「日中のみの飛行」に限定されます。
初心者がドローンを独学で始めるデメリット
初心者がドローンを独学で始めるデメリットは3つです。
航空法に違反するリスクがある
独学で学んだ知識だけでは、航空法に違反するリスクがあります。
国土交通省の資料は、初心者には理解しにくい難しい言葉で書かれているため、理解するのは難しいためです。
簡単な違反例として、飛ばしてはいけない空域と、やってはいけない飛行について図解で解説します。
包括申請しても許可書が発行されないことが多い
包括申請は、1年間日本全国の飛行許可を国土交通省からもらえる魅力的な許可書です。
それには飛行技術とドローン飛行に関する知識が求められます。
- 有識者同席のもとで10時間以上の飛行実績
- ドローンに関する法律や安全に対する知識
- 万一事故が生じた場合の適切な行動
ドローン飛行に魅力的な「包括許可」を取るために必要な条件として知っておきましょう。
包括申請の取得方法はこちらの記事で徹底解説しています。
資格がないと仕事の受注が受けにくい
ドローンの資格がないと仕事の受注には繋がりません。
それは、クライアントから見ると無免許運転の人に運転を任せる行為に等しいからです。
- まずは趣味で飛ばすことから始めたい
- 将来的には仕事に繋がればいいと思っている
将来的な視野の中に「仕事」を考えているなら、しっかり学ぶことをおすすめします。
3.ドローン初心者でも知っておくべき航空法の罰則
航空法に違反すると厳しい罰則があります。
車なら道路交通法。違反の内容に応じて厳しい罰が課せられます。
違反行為 | 罰則 |
---|---|
事故が発生した場合に飛行を中止し負傷者を救護するなどの危険を防止するための措置を講じなかったとき | 2年以下の懲役又は100万円以下の罰金 |
登録を受けていない無人航空機を飛行させたとき | 1年以下の懲役又は50万円以下の罰金 |
アルコール又は薬物の影響下で無人航空機を飛行させたとき | 1年以下の懲役又は30万円以下の罰金 |
登録記号の表示又はリモートIDの搭載をせずに飛行させたとき規制対象となる飛行の区域又は方法に違反して飛行させたとき飛行前の確認をせずに飛行させたとき航空機又は他の無人航空機との衝突防止をしなかったとき他人に迷惑を及ぼす飛行を行ったとき機体認証で指定された使用の条件の範囲を超えて特定飛行をおこなったとき 等 | 50万円以下の罰金 |
飛行計画を通報せずに特定飛行を行ったとき事故が発生した場合に報告をせず、又は虚偽の報告をしたとき 等 | 30万円以下の罰金 |
技能証明を携帯せずに特定飛行を行ったとき飛行日誌を備えずに特定飛行を行ったとき飛行日誌に記載せず、又は虚偽の記載をしたとき | 10万円以下の罰金 |
航空法は「知らなかった」ではすみません。
金額は大きいですが、それほど難しい法律ではないので、きちんと理解していれば違反することはないでしょう。
航空法以外にも罰則があります。
4.初心者がドローンを始めるなら有識者から学ぶのがおすすめ
ドローンを始めるならドローンスクールで学ぶのがおすすめです。
初心者でも独学でドローンを学んで飛行させることは可能ですが、ドローンの法律は多岐に渡っているため、知らずに航空法以外の違反を犯す危険性があります。
違反だけでなく事故につながると責任も大きくなりますね。
航空法やドローン飛行に関係する法律が学べる
ドローンは航空法以外にも関連した法律があります。
- 海で飛行させる時の「港則法」
- 住宅周辺を飛行させる時の「プライバシー法」
他にもドローン飛行に関連した法律があります。
ドローンスクールなら、違反をしないためのルールをしっかり学べます。
安全に飛行するための技術が学べる
ドローンスクールでは安全に飛行するための技術を学びます。
ドローンは空を飛ぶ機体なため、安全に細心の配慮が必要です。
安全に飛行させるための操作方法や、安全確認の方法、トラブルを防ぐ事前の準備など、ドローンスクールでは、万一のトラブルを未然に防ぐための知識と安全に飛行させる技術を学ぶことができます。
初心者がドローンを始めるなら!【スカイファイト神戸のメリット4つ】
初心者から始めるなら、スカイファイト神戸で学ぶのがおすすめです。
理由は、スカイファイト神戸だけのメリットがあるからです。
確かな空撮技術を指導
確かな空撮技術を指導できる理由は「日本屈指の空撮団体 DRONE/47」の兵庫県代表を務めるインストラクターが指導するからです。
徹底した正統派の飛行と巧みな技術を持ったノウハウで、丁寧に指導します。
卒業時の実践的屋外飛行を行う
卒業前には、屋外での実践的な飛行を行います。
この時間で、ご自身の飛行技術に安心感を持っていただくことができるからです。
- 卒業後にいきなり屋外飛行するのは不安
- ドローンの自動飛行や自動帰還機能もやったことない
実践的な飛行では、飛行時の安全確認や自動飛行の指導、実際に自動帰還機能を行なっていただくなど、次に屋外へ出ても安心して飛行できるよう、指導を行います。
飛行したい場所でドローン飛行させるための許可取りマニュアル
飛行したい場所でドローンを飛行させるには、土地の所有者から許可を得ることが必要になる場合があります。
- 海で飛行するためにはどこに許可を取ったらいい?
- 観光地で飛ばしたいけどどうすればいい?
- 空港の制限がかかっているけど飛ばせる?
こんな悩みを解決するための許可取りマニュアルを用意しています。
卒業後の悩みも徹底サポート
卒業したらもうドローンのこと聞けない? そんなことはありません。
- 墜落させてしまったけどどう対応すればいい?
- 難易度の高い飛行で個別申請が必要になりそう
- 機体を購入したいけど相談にのってほしい
どんなお悩みでもご相談でもお気軽にご連絡ください。
卒業生専用のLINEもご用意しています。
まとめ|ドローンを始めたい!初心者におすすめしたい違反を防ぐ方法
ドローンは独学でも始められますが、リスクが伴うことをお伝えしてきました。
操作もそれほど難しくなく、ご年配の方が始めても十分楽しめるドローンを安全に違反をしないで飛行させるためには、正しい知識と危険を回避するための技術が必要です。
もし、あなたが他のドローンパイロットと差をつけたいなら、スカイファイト神戸へご相談ください。
空撮した映像をSNSやYouTubeで公開するための手順や、動画編集もサポートしています。