ドローンフライトの不安を解消するポータブル電源8選【お手軽から大容量まで】

ドローンフライトの不安を解消するポータブル電源8選【お手軽から大容量まで】

電源を確保できない場所で活躍してくれるポータブル電源は、ドローンバッテリーの充電にぴったりのツールですね。

でも、便利なのはわかるけど「どのメーカーやどれくらいの容量がいいかわからない」という人も…。

今回は、ポータブル電源の選び方や、活用方法、おすすめの機種までご紹介します。

ポータブル電源の魅力を知って、レジャーから災害までお役立てください。

目次

ポータブル電源のメリット

ポータブル電源のメリット

ポータブル電源のメリットは、何といっても電気のないところでも電源を確保でき、いつも使っている家電が外でも使える点です。

小型の発電機でも10kg程度の重さがあるのに対して、ポータブル電源は3kg位からと軽量のため、持ち運べる手軽さが魅力です。

ポータブル電源の使い方
  • キャンプ場で炊き立てのご飯が食べられる
  • 冷蔵庫を持っていけばアイスも好きな時に食べられる
  • 寒い日のキャンプで電気毛布やカーペットに
  • 車庫や庭などでのDIYに
  • もしもの災害に対応できる
  • 祭りの出店や屋外でのイベント
40代男性

でも、飯ごう炊飯ってキャンプの醍醐味じゃないの?炊飯器だとワイルド感に欠けませんか…。

そういう人もいますが、大好きなキャンプでいつもの電化製品が快適に使えるなら、キャンプが苦手なご家族でも一緒に来てくれるかもしれませんね。

お出かけの心強いアイテムになることでしょう。

多くのユーザに人気のポータブル電源おすすめ8選を徹底比較

ポータブル電源ならJACKERYとAnkerが最もおすすめ

ポータブル電源を選ぶなら、Jackery(ジャクリ)かAnker(アンカー)がおすすめです。

なぜなら、製品のラインナップが豊富で、圧倒的な人気と安定性があるからです。

ここでは、2メーカーのポータブル電源を中心に、容量別に比較してご紹介します。

ドローンの充電ならこれで十分!200Wh〜400Whの4機種を比較

ドローンの充電には、多くの容量がなくても対応できます。

バッテリーの消費電力は。わずか50〜100Whなため、このクラス1台あれば、約4時間は使用できる計算です。

ドローンフライトに使わないときは、屋外でのDIYや通常の家電にも利用できます。

JACKERY ポータブル電源 240 PTB021

JACKERY ポータブル電源 240 PTB021

Jackery ポータブル電源 240は、最大電力200Wの機器が給電でき、パソコンや、スピーカーなど、ほとんどの精密機器が問題なく使えます。

メーカーJACKERY
電源容量241Wh
定格出力200W
出力ポートAC:1、USB-A:2、シガーソケット:1
参考価格24,750円(税込)
フル充電時間(コンセント)6.5時間

Anker(アンカー) ポータブル電源 PowerHouse ll 300

Anker(アンカー) ポータブル電源 PowerHouse ll 300

持ち運びしやすい小型軽量デザインのポータブル電源。USBタイプCポートはスマホから、ノートPCまで急速充電に対応。

背面に大型ライトを搭載しています。

メーカーAnker
電源容量288Wh
重量4.2kg
定格出力300W
出力ポートUSB-A:タイプ3、USB-タイプC:1、DC:1
参考価格39,600円(税込)

AUKEY ポータブル電源 PowerStudio 300 ホワイト

AUKEY(オーキー)は、世界60ヵ国以上で販売される信頼のブランドです。

PowerStudio(パワースタジオ)は「オシャレなデザインのポータブル電源が欲しい」「ポータブル電源初心者でも使える、日常使いもできるポータブル電源があったら!」という、多くのユーザーの声にAUKEY(オーキー)が真摯に耳を傾け作った、新しいポータブル電源です。別売のソーラー充電も可能です。

AUKEY ポータブル電源 PowerStudio 300 ホワイト
メーカーAUKEY
電源容量297Wh
重量3.7kg
定格出力300W
出力ポートAC:2、USB-タイプA:4、USB-タイプC:1、シガーソケット:1、DC:1
参考価格29,800円(税込)
フル充電時間(コンセント)2.5時間

AUKEYポータブル電源 Power Ares 200 ブラック 

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Power Ares 200は全ポート同時に使用することができます。ポート合計では180Wまで出力可能です。

別売のアクセサリを使用すれば本体のソーラー充電も可能で、停電時にも製品本体を充電することが可能です。

メーカーAUKEY
電源容量219Wh
定格出力120W
出力ポートAC:1、USB-タイプA:3、USB-タイプC:1、DC:1
参考価格19,800円(税込)
フル充電時間(コンセント)3.6時間

冷蔵庫や電子レンジ、ドライヤーなどで使用する場合は、1000Wh以上のポータブル電源をおすすめします。

連泊キャンプや車中泊にも使える!400Wh〜1000Whのおすすめ2機種

ドローンのバッテリー充電以外にも使用するなら、400Wh以上がおすすめです。

中堅クラスのポータブル電源で、長時間使えるため、様々な用途に使えます。

大きな家電を接続しないなら、これで十分。

機種によっては、電源として使用しながら、ソーラーで同時に充電ができるため、万一の災害でも役に立ちます。

JACKERY ポータブル電源 400 PTB041 

JACKERY ポータブル電源 400 PTB041 

JACKERY ポータブル電源 400は、キャンプや車中泊、防災時の緊急電源として1~2日程度使用することができます

スマホやタブレットなどが充電できるUSB-Aを2口、パソコンの充電や電気毛布などに利用できる、AC100Vコンセントが1口、車載冷蔵庫などが使用できる、シガーソケットを1口搭載しています。

また4.1kgと軽量のため、手軽に持ち運ぶことができます。

メーカーJACKERY
電源容量403Wh
重量4.1kg
定格出力200W
出力ポートAC:1、USB-タイプA:2、シガーソケット:1
参考価格39,063円(税込)

[4出力 /DC充電・ソーラー(別売)]

AUKEY ポータブル電源 Power Zeus 500 ブラック 

AUKEY ポータブル電源 Power Zeus 500

全ポート同時に使用することができ、ポート合計では650Wまで出力可能です。

別売のアクセサリを使用すれば、本体のソーラー充電ができ、停電時にも製品本体を充電することが可能です。

メーカーAUKEY
電源容量518Wh
定格出力500W
出力ポートAC:2、USB-タイプA:3、USB-タイプC:1、シガーソケット:1、DC:1
参考価格39,800円(税込)
フル充電時間(コンセント)11時間

強力な家電にも使えるパワフルな1000Wh以上の2機種

キャンプやアウトドアで家電を動かしたいなら、1000Wh以上がおすすめです。

ホットプレートや炊飯器、冷蔵庫、電子レンジなども持ち込むことができるため、アウトドアの時間が、ひときわグレードアップできそうです。

JACKERY ポータブル電源 1000 PTB101 

JACKERY ポータブル電源 1000 PTB101 

JACKERY ポータブル電源 1000は、278,400mAh/1002Whの電気容量を搭載、定格出力1000W、瞬間最大出力2000Wを搭載し、より多くの家電製品が使えるようになりました。

別売のソーラーを使えば、さらに便利に使用できます。

メーカーJACKERY
電源容量1002Wh
重量約10.6kg
定格出力1000W
出力ポートAC:3、USB-タイプA:2、USB-タイプC:2、シガーソケット:1
参考価格89,799円(税込)
フル充電時間(コンセント)7.5時間

BLUETTI  AC200MAX

BLUETTI  AC2

BLUETTI  AC200は、何でもこなすオールラウンダーなポータブル電源で、電力の使用を監視、制御をスマホアプリで操作できます。

別売のソーラー充電を使えば、停電した時でも家庭の電力に頼ることなく、昼間に充電することが可能です。

メーカーBLUETTI
電源容量2048Wh
重量約28.1kg
定格出力2200W
出力ポートAC:5、USB-タイプA:4、USB-タイプC:1、シガーソケット:1
参考価格179,800円(税込)
フル充電時間(コンセント)4.5時間、別売のデュアル充電なら2.5時間

そもそもポータブル電源とは

そもそもポータブル電源ってなに?

電源を供給する意味では、工事などで使われる「発電機」と同じですが、根本的に違う点がいくつかあります。

ポータブル電源の特徴
  • 音が静か
  • 燃料がいらない
  • 排気が出ない
  • 軽いから持ち運べる
  • USBなどの周辺機器も同時に充電できる

ポータブル電源は、本体にインバータ(逆変換装置)が内蔵されていて、直流電力(DC)から交流電力(AC)へ変換することで電気を供給する仕組みです。

家庭用のACコンセントや、機種によっては車のシガーソケット、ソーラーパネルで充電でき、AC・DC・USBなどの端子で電化製品と接続し、給電することができます。

発電機は、音がかなりうるさい上に、ガソリンなど取り扱いに十分注意が必要なため、使用できる場所が限定されますが、ポータブル電源は、音がなく、室内でも安全に使用できます。

ポータブル電源の選び方

ポータブル電源の選び方

ポータブル電源は、使う用途に合わせて選ぶのがコツです。

なぜなら、何にでも使えるものは、電力の供給量も大きいため、重くなり、それにともなって価格も高くなります。

ここでは、効率良く選ぶ方法をお伝えします。

電力容量で選ぶ

ポータブル電源のバッテリー容量は、Wh(ワットアワー:1時間の消費電力)という数値で表します。

例えば、消費電力100Wの液晶テレビを2時間使用した場合の消費電力は、 100W(0.1kW) × 2時間 =200Wh

消費電力100Wの液晶テレビを2時間使いたい場合は、200Whのバッテリー容量が必要ということになります。

一般的な家電の消費電力を表にまとめてみました。

家電の種類消費電力価格の目安(Jackery)
ドローンのバッテリー50〜100Wh29,800円
スマートフォン5〜30W49,300円
車載冷蔵庫60〜300W84,500円
炊飯器100〜300W139,800円
ドライヤー600〜1200W179,800円
電子レンジ1000〜1450W285,000円
Jackeryポータブル電源:容量ごとの価格の違い

最も消費電力の多い電子レンジは、2000Wh以上のポータブル電源が必要な計算になります。

使用する電力量は、どんな家電を使用するかによっても異なるため、目安としてお考えください。

充電にかかる時間で選ぶ

ポータブル電源の購入を考える時、充電にかかる時間も大切なポイントです。

メーカーや機種によっても違いがありますが、約5〜8時間ほどの時間がかかります。

ポータブル電源の方法別の充電時間

充電方法満充電時間
ACコンセント1個約7.5時間
デュアル充電(ACコンセント2個約4時間
シガーソケット約13時間
ソーラーパネル約22時間

充電時間を短縮するために、ACアダプター2個を同時に接続する「デュアル充電」ができる機種があります。

シガーソケットやソーラーパネルは便利ですが、パワーが弱いため、充電に時間がかかるデメリットがあります。

出力ポートの数や種類で選ぶ

出力ポートは、大切なポイントです。

家族でスマホを充電するときなど、実際に使う用途と人数を思い浮かべて必要なポートを確認して選びましょう。

ポータブル電源の主な出力ポート
  • USBタイプA
  • USBタイプC
  • AC出力100V
  • AC出力100VPC用
  • DC出力用

使用している身の回りの機器に合わせて、どの機種にしようかと、家族で話し合うのも楽しい時間になるでしょう。

まとめ|ドローンにおすすめのポータブル電源

ポータブル電源まとめ

今回は、ドローンのフライトにおすすめのポータブル電源について解説しました。

空撮でバッテリーに不安があって、落ち着いて飛行できないと、納得のいくフライトができないことがあります。

1本のバッテリーが完了したら、すぐ充電して、次のフライトに備えたいものですね。

ドローンは、大きな容量を必要としないので、比較的安いポータブル電源があれば十分です。

フライトを楽しむために、1台持っておくと安心です。

ドローンで不安があったらなんでも相談できる!スカイファイト神戸への入校をお待ちしています。

ドローンフライトの不安を解消するポータブル電源8選【お手軽から大容量まで】

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