ドローン国家資格の実地試験を、一発で合格するための完全ロードマップ。
- 実地試験のどの部分が難しい?
- どんなことに気をつければいい?
実技がメインと思われがちなドローン国家資格二等の実地試験ですが、実は実技以外の項目で点数を落とす人が多い結果になっています。
この記事では、実地試験の内容を細かく説明すると共に、ドローン国家資格の一発試験を目指す方に、点数を落とさない方法を徹底解説します。
国家資格の全体像を知っておきたい方は「ドローンの国家資格を一発試験で取得する!【二等資格を徹底攻略する講座が間も無くスタート】」の記事をご覧ください。
ドローン実地試験の第一関門「机上試験」を確実に突破する!
ドローン国家資格の関門は、5項目に分けて行われる実地試験です。
中でも最初に行われる「机上試験」は、絶対に落とさないのが合格の必須条件となります。
最初の問題って簡単なものから始まるのが普通ですよね。
ドローンの実技試験は違います。ここでは、ドローン国家資格二等の第一関門である「机上試験」について解説します。
ドローン国家資格二等、机上試験の概要
机上試験は、5つの実地試験の中で、一番最初に行う試験です。
予め作成された飛行計画に対して、矛盾点を探し出して飛行計画の間違いを正すことを問われます。
特定飛行の正しい知識を持っていることがポイントですね。机上試験は4問出題され、1問あたり5点です。
机上試験は、出題される飛行計画を正しく読み解く力が求められます。
- 特定飛行を十分に理解しておくこと
- 出題されている「数値」に気を付ける
- フェールセーフ機能の出題に注意する
制限時間は5分なため、ゆっくり問題を読んでいると回答が間に合わずに、点数を落としてしまうことになります。
焦らず、的確に矛盾点を探すのが、点を落とさないコツです。
ネットには「机上試験」のサンプル問題がなかなか見つからないですね。
スカイファイト神戸の国家資格 一発試験徹底攻略コースでは、模擬問題を用意しています。
ドローン国家資格二等試験には、まず学科資格をクリアする必要があります。詳しい内容は「ドローン国家資格二等 学科試験を一発でクリアするコツ【新講座も間も無くスタート】」で解説しています。
ドローン実地試験の第二関門「口述試験」の意地悪さを攻略する!
二つ目の試験は「口述試験」です。
作業前の機体点検や飛行する空域への問題、実際に目の高さに飛行させて作動点検を行います。
自分の口でその場で答える試験なんですね。
実はここでの口述試験は、渡されるシートの順番通りに点検すると減点になる、意地悪な部分があります。
点検を適切な順番で行う習慣もチェックされるため注意が必要ですが、日常的に点検や天候、施設、空域の事前チェックを行っていれば、クリアできる試験です。
口述試験は、試験官の質問に回答する方式で行われます。
スカイファイト神戸の「国家資格二等 一発試験 徹底対策鋼材」では、口述試験の流れも解説しています。
慌てずに落ち着いて試験に臨みましょう。
- 点検の順序を間違えない
- プロポの設定画面を把握しておく
- 安全確認などを含め、試験官に聞こえるように声に出して行う
作動点検中に、指差しで安全確認して不合格になる人が多いそうです。飛行中は絶対にプロポから手を離さないよう注意してください。
ドローン国家資格二等の「実技試験」で点数を落とさないコツ!
ドローンの実技試験は、言葉通り実際に飛行させる試験で、3つの飛行を行います。
- スクエア飛行
- 8の字飛行
- 異常事態における飛行
決められたルートを実際にドローンで飛行させる試験で、ルートから外れたり、適切な飛行ができずミスした時には、減点対象になります。
これが一番難しそうですね。車の試験もそうでした。
そう思われがちですが、スクエア飛行と8の字飛行は、GPS(GNSS)をオンの状態で行いますので、落ち着いていれば決して難易度が高い試験ではありません。
- 試験官の問いかけには大きな声でオウム返しのように答える
- 速度はゆっくり一定にし、8の字飛行時は停止して方向転換しない
- 深視力の感覚を掴む
- 減点区域に進入しても焦らずに戻せば大丈夫
減点区域に入っても1区域1回までは減点対象にはなりません。
ドローン国家資格二等を取得するための、費用が気になる方「ドローン国家資格二等を取得するためにかかる費用【講習から交付まで】」をご覧ください。
ドローン実地試験二等|後半の「口述試験」は難易度低め!【覚えればOK】
後半の口述試験の難易度は低めです。
飛行前点検で使用したシートに、まとめて記入します。
- 飛行後点検
- 飛行後の記録
- 事故及び重大インシデントの説明
飛行後点検は、飛行前と同じように、機体の損傷や歪み、プロペラの異常、フレーム、機体の発熱などを一つずつ声に出しながら、手で触れて確認を行います。
飛行記録は、1飛行毎ではなく、3つの実技飛行をまとめて記載すれば大丈夫です。
- 電源を切る順番を間違えない
- 関係のないチェック欄には記載しない
- 飛行記録の時間は試験官に確認する
最後に試験官から、事故または重大インシデントについて問われますが、きちんと記憶しておけば良いためしっかりと答えてください。
実地試験は、100点満点のうち70点を下回ると、飛行途中でも試験終了となります。
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